●第95回    開催年月日
    平成31年3月13日(金)10:00〜12:00
     開催場所
    倉敷アイビースクエア
 
 
 ■審議内容
  
  番組審議に先立ち、大久保社長より前回の番組審議会以降の行事説明などを行い、FMくらしきについてのご意見を伺った。
 
ご意見1     ずっとこの場で言わせていただいているが、「FMくらしきは災害の時に役立つ」という事で、災害が起きるまでにどう対処すれば良いかなどを、CMでずっと流していたりして、人々の関心が風化しないようにしてくれている事がとてもありがたい。真備の水害の時も、実際FMをきいて情報を得ていたという方も多かったので、そういう意味では重要なインフラだと思う。一方で、一般の方が気軽に参加出来るのも地域コミュニティーFMの良い所だと思っているので、地域に寄り添いつつ少しでも早く地域が元気になっていく事を期待している。個人的な意見としては、サイマル放送もラジコのタイムフリーのような機能があればもっと沢山番組が聞けるのにといつも思う。
       
ご意見2     ラジオを聞いている人はどんな人がどんな時に…と思った時に、やはり何かをしながら聞いている「ながら族」が多いような気がする。「ながら族」にとって、音で情報を得るという勝手の良さはラジオ以外にはない。聞いてもらうようにするには、やはりパーソナリティーの力。個々の力を磨いてほしい。そして、局としては、いろいろなパーソナリティーを発掘して育て、魅力ある番組を作って欲しい。今回の災害で、FMくらしきは災害時のみならず、災害後の役割も担えたのでは。安否情報や様々な状況など、災害後のフォローを番組として成立させた。今後は、災害が起こる前の意識改革をする事ができる啓発番組、日ごろの方彩を意識した番組作りもしてほしい。また、リスナー拡大のためにも、サイマル放送を利用して倉敷の情報を全国に発信してみるのはどうだろう。全国のコミュニティーFMと連携というような。また、スマホを活用している若い世代や、ラジオ世代の年配の方を審議会にゲストとして招いて、意見を聞く機会があっても良いのでは?
       
ご意見2     最近聞いていて思う事は、FMくらしきで長きにわたり続いている番組「ごごいちラジオ」や「拝、ボーズ!!!」などは、耳にスッと馴染んで安定していて、しかも少し惹かれる所もあって非常に良い番組だなと改めて思う。このあたりは、やはりパーソナリティーのキャラクターの部分が大きいのだと思う。パーソナリティーによって番組の雰囲気はとても変わる。地域キャラクターや人材を発掘し育てるという事を、FMの中でも意識していっていただきたい。面白い番組作りを。また、朝の番組と夕方の番組が、似ているように感じられたので、もう少し味付けが違っても良いのではと思う。情報メインでも良いが、何かひっかかりがあれば、ラジオを聞こうという気持ちが高まると思う。また、本当に必要な情報かの精査は必要。FMくらしきは、防災に力を入れている印象が強い。同じメディアとして、各媒体に出来る事を役割分担しながら連携できたらと思う。
     
ご意見3     各会議で審議した事を問題点として改善しては進化し、マンネリにならず進んでいるし、より良い内容になっているのだろうという事は聞いていてわかる。引き続き進化を続けていって欲しい。最近よく思うのは、若い子がいつラジオを聞いているのか?聞いていないのか?という所だ。ただ、若い子は小学校高学年くらいからスマホを持っており、必要な情報を得ている。そういった事が既にできるので、スマホでラジオが聞くという事を知らない子に教えてあげる事が大事。ラジオを知らない世代をどう巻き込むか…。学校や教育委員会、放送部などと連携がとれたら番組を制作してみたりして巻き込めるのでは。個人やグループをターゲットにコツコツ浸透させて、防犯の事も含め少しずつ次の世代へ繋げていって欲しいと思う。
 
ご意見4     個々で色々なライフスタイル、ライフサイクルで生活している中で、ラジオのリスナーを増やすのはなかなか至難の業だなという感じが強い。しかしながら、ラジオの生放送を聞いていたら、予定調和ではないドキドキ感がテレビよりも強い。また、「ながら聞き」をしている人たちにターゲットを絞った番組を作ってみるのはどうだろう。知人がラジオに出演していたら、まわりの人もラジオを聞いてみようという気持ちになる。その連鎖をうまくリスナー拡大に利用できればと思う。また、防災関係や交通安全の啓発を定期的に出せるというのは、ラジオの強みであり魅力だなと感じた。
       
ご意見5     審議会に参加して2年、自分自身の驚きが多数あった。また、FMに対する考え方がかなり変わってきた。FMというものは、ずっと流れていてそこに自分が合わせて聞くというのがかつでの自分が持っていたイメージだったが、審議会に参加する事により、地域はやはり情報がメインの生放送番組が主流なのだと思うようになった。自分が思っていたFMのニーズとは違って、地域での生放送であるがために、番組側が地域に寄り添う事をしなければならない。そういう役割があるのだなというのが全体的な印象。普段の生活に役立つ情報を、生番組で発信していく事が重要であると理解した。地域の枠を超えていくのに重要なのが、インターネットで、それをどううまく利用していくのかが今後の問題。平常時には地域の情報と楽しい情報を取り交ぜたエンターテインメント性のある番組を、緊急時にはリスナーにとって頼れる放送を、そして県外にや倉敷から離れた人に対しては、役に立つ番組作りをする事が必要になってくるのかなと思う。
       
ご意見6     もう時代はインターネットだという意見が多いが、私のそう思う。ただ、地域の情報というのはしっかりやっていかなければならない。インターネットでも、県外や市外の人に向けた番組作り。その2つを今後はしっかりしていかないといけない。そういう時代が来たのだと思う。また、インバウンドを狙った多言語で情報を流すという事も必須。もしくは、倉敷に定住している外国人向けに、災害の情報を流すような番組があっても良いのかなと思う。また、今、全国的にDJが不足している中で、大阪のラジオ局が「カタリスト」という取り組みをしている。素人のDJが番組を担当し、育てていくシステムだが、面白いと思う。素人がDJをしているという事で、地域と触れ合う効果が期待できる。そういう取り組みもしてみたらどうか。
       
ご意見7     この度の災害で、FMにはお世話になった。また、今回の災害で真備地区に中継所の話も本格化してきている。また、災害時にスマホを使えない人をほっとくわけにはいかないという意見も出ている。そういう人たちが情報を集めるのは、やはりラジオではないかと思うので、常時から身近にアクセスしやすい局としてリスナーを拡大して欲しいと思う。また、倉敷市には日本遺産として3つ認定されているものがあり、その内の1つに「北前船の寄港地」がある。これに関して、4月から本格的に様々取り組んでいくが、FMくらしきにも番組でお世話になる。北前船を利用して、寄港地のあるFM局と番組の協力や話題の交換などをぜひやっていただけるような仕組みができれば良いなと、漠然とだが思っている。
       
局の見解      皆さんからいただいた意見が、全て反映されたらどれだけ良くなるだろうと思いながら聞いていた。日々の放送の品質を保つのが現状精一杯で、いただいた意見を今いる人数でできる部分から少しずつやっていくため、なかなか進展しないと思われるかもしれないがご理解いただきい。これからは、ラジオ側が地域の人に寄り添っていかなければならないという意見は、個人的に目からうろこであった。素人がパーソナリティーをするという意見。要請まで含めると現状ではなかなか難しいところではある。地域のコミュニティーFM放送局として、そてもそれらしい事だと思うが、プロのしゃべり手との割合が重要になると思われる。
       
 局の見解     何かあった時にFMくらしきがあって良かった、いざという時にはFMくらしきに合わせるという風にしていただけるように、今後も色々と考えていかなければならないと思っている。パーソナリティーの件はなかなか育成が難しい。少し長い目で見ていただけるとありがたい。インターネットの件も、今後は更にしていかないといけない事も重々承知している。市からの、スマホを使えない人の事が気になるいう意見はとてもありがたかった。例えば、老人の2人暮らしとなると情報源はラジオで、という方は今でも多くいらっしゃる。そういう方のためにも、さらに地域の放送局として考えていかなければならない課題は沢山ある。
       
 局の見解     色々なご意見ありがたかった。まず、今日のキーポイントは「いざという時にはFMくらしき」という部分だと思う。どうやってそのイメージを植え付けていくか、非常に大切だと思う。審議委員として会議に参加した時同様、ある意味で発信局のような役割を今後もなっていただけるとありがたい。
       
 局の見解     23年の間に95回も番組審議会を行っているが、今回のメンバーが最強だと感じている。今後の事を真剣に考えて下さっているという事をひしひしと感じているし、今日もいろんな事を考えた。特に感じたのは、AIがこれから世の中にどう関係していくかを考えると、このメディアでどんな情報が流せるかという事を、改めて考え直さなければならないという事と、ラジオを聞いている世代が少なくなっている中で、どういった役割を担えるのかという事も考えさせられた良い機会だった。
       
局の見解     今回、最強メンバーだという話も出たが、それは皆さんが本気で地域メディアについて考えて下さった結果だと思っている。審議会に参加して自分の意識が地域メディアについて考えるようになったといのは、地域社会の課題を考えるようになったという事だろう。自分自身が変わったという事が非常にありがたい話だった。日本遺産、ふるさと貢献など、色々なプログラムはあるが、現状弊社スタッフ全員手一杯の状態。なかなかできない事も多いが、少しずつでもやっていかなければならない。地域メディアのキーワードとして、「生」、「地域」そして最近になって「インターネット」が加わり、さらに「防災」と、だんだんコミュニティーに対してキーワードが増えていっている。それぞれ住み分けをしながら、最適なコミュニティーメディアとしてどうあるかを考えていく。そして、存在感をもって「やはりFMがあって良かった」というような事を、若者から年配の方まで思ってもらえる為には、どうすれば良いかを今後も考えていく必要がある。今日は様々なご意見を沢山いただき、非常にありがたかった。
 
 
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