■毎週金曜日 11:30〜12:00

これまでの放送内容(2002.4〜2002.6)


 6月28日
 大変です。米裕さん、2日前にムカデにかまれました。花祭りにちゃんと拝んでなかったからです。ちゃんと拝んでおけばムカデは寄ってこなかったのです。奥様が手早く割り箸でつまんで退治なさったのですが、よくよく考えると多門寺のご本尊は毘沙門様。使いはムカデ。なんてことをしてしまったのでしょう!

 さて、米裕さん、6月22日の山陽新聞に「
妙な笑顔で(byエヴァ子さん)」、「良くない服装で(byこうゆうさん)」掲載されました。ご覧になりましたか?新聞記事も情報ですが、今日のテーマは「IT」。ITとは「インターネッ」の「I」と「ト」の「T」…ではなくて、「Infomation Technology(情報技術)」の略です。今日、パソコンなしの文化は考えられません。ただ、その渦に「どんどん入っていこう」と考える人と「入らんとこう」と考える人がいて、これは大昔の電話の普及の頃とよく似ているということです。カメラも携帯電話もそう。必ず反対勢力があるのですが、そのうちそれが当然のようになり、さんざん反対していた人も当然のようにそれを持つ訳です。こうゆうさんは比較的「IT」に造詣が深くて、ホームページも作っていますし、iモード版もあります。「拝、ボーズ!!」スタッフは、毎朝「こうゆう法話」というメールマガジンが届く音で目が覚めてしまうそうです。毎日続けるのは正直言ってとても大変とのこと。ただ、若い人にも少しでも仏さまのことをわかってほしい、という思いからの「布教」なのです。ところで、パソコンに感染するウイルスは人には感染しませんよー。ご安心を。ただ、IT社会はこのような認識の方と、最先端を行く人とが混在していて、そこが確かに複雑ですよね。

 …突然ですが、米裕さんに「
すきっ歯」というのはNGなのです。

 ところで、ITとはインターネットという通信技術だけではありません。様々なことについてパソコンなどを使って情報を処理したり、伝達したり、管理したりすることを容易におこなうのが「IT」なのです。お寺でもインターネットが流行していますが、映像を通じて
お墓参りができるでしょうか、法事がお葬式が…、という意見が出ているようです。電話が普及したときにも、電話を位牌の前に持っていってお経を聞かせる、という話がありましたが、それと同じ。そんなことはありえないし、でもそんなものを作る人も実際にいるわけですが、この技術も「使いよう」です。こうゆうさんが思っていた「毎日、お寺だよりが出せるといいなあ」という考えは実現できるのです。ただ、紙に印刷して配るお寺だよりと違うのは、ホームページで公開するお寺だよりは、みんなが見ることができるところまでは公開しておけるが、それを見ようとする人がアクセスしてはじめて手元に届く、ということ。いわば、ご縁と一緒です。知人のなかに悪友も親友も恋人もいて、それぞれに良いつながり悪いつながりがあるように、ホームページでも、真面目なページを見たり、そうでないページを見たり、という、これも縁です。人間の、切ることのできない永遠のつながり「縁」を、インターネットでも感じることができるのではないでしょうか。今の人たちはいいつながりばかりを強調する傾向にあるようで、「けんかをした」「失恋をした」ということを伏せようとします。でも、そういう経験もあったから、今の自分がいるわけですから、場合によっては「悪友」も大事ですよ。


  お送りした曲は… ジャスミンガール / 佐野元春
               
              亜麻色の髪の乙女  / 島谷ひとみ
            
 →番組進行表には「なないろの歌ハヘホヘヘ」と書いてありました。
                       



 
写真にカーソルをあわせてみてね。
これが新聞記事だ!妙な笑顔(笑)。 高蔵寺のホームページも見てね! 米裕さん、ストップウォッチを片付けてるところ。 これは…何を表してるの?

 

■今回も「お膳」について。今週はお膳の形に注目します。いわば提供のしかたの違い。いのうえエヴァホールでは、大きく分けると「折に入ったパック膳」、「器に入った会席膳」の2種類。これらの大きな違いは「持ち帰りができるかできないか」です。例えば、パック膳では数が余ってしまったり、ちょっとだけ手をつけた場合でも、そのまま包んで持って帰ることが可能です。お食事される人数が読みにくく、遠方の親族の方などがすぐに帰らなければならない、などといった葬儀などの際にお勧めです。反対に「会席膳」にされるのは、法事のときがよいでしょう。法事なら事前に人数がわかることが多いからです。また、見栄えがよい、というのも「会席膳」の利点です。ただ、法事のときでもお持ち帰りのできる「パック膳」がよい、という方も多く見受けられます。このような場合はどちらに重点をおくかで決めればよいと思われます。そして、最後に、お持ち帰りをされる場合は季節柄、充分にご注意ください。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 今日は「IT」をテーマにお話ししました。「IT」を利用しての皆さんからのお便り、リクエストもお待ちしております。米裕さんは最後まで「IT」と「インターネット」がごちゃごちゃになってしまっていたようです。尚、こうゆうさんのホームページはこちらから。これを「リンク」といいます。リンクをみて、それぞれがどんなつながりを持っているのかを調べてみてください。
 来週のテーマは「住職」。住職とかけて新聞と解きます。その心は?「袈裟着て経 読む(今朝来て今日読む)」!お楽しみに!





 6月21日
 収録日が、ワールドカップで日本が負けた日でしたので、こうゆうさんはたいそうご機嫌ななめです。くわばらくわばら。

 さて、今日のテーマは「
梅雨」。ケガをされた人は特にそうかもしれませんが、米裕さんも、梅雨に入ったことを体の痛みで感じることができます。ちなみに、こうゆうさんは自分の誕生日で「そろそろ梅雨だな」と知ることができるそうです(笑)。湿気が多いので、除湿機をかけて寝ると、朝方すこし寒いので注意が必要ですね。特に米裕さんは暑がりで、スタジオも少し寒く(!)調整しているほどなのですが、ドライモードで寝てしまい、鼻かぜを召されているとのことです。お供え物にもカビが生えます。その上、花の持ちも悪い。あー、いやだいやだ。そして、「梅雨」。梅の季節をはるかに越えているのに梅の雨とはなにゆえに?おまけに米裕さんが子どものころの漢字のテストで「梅雨前線」にルビを打つ問題があり、「ばいうぜんせん」と答えた米裕さんはペケ!正解は「つゆぜんせん」だった、とのことですが、これもナゼ?(ちなみに、NHKの気象ハンドブックによると、読み方は「ばいうぜんせん」になっています)

 ところで、
梅干。海沿いの梅を干したものがおいしいそうです。海沿いでは、海水で梅を洗って干すそうです。これがおいしさのヒケツ!はちみつとか鰹節を入れるのは、こうゆうさんにとっては邪道のようでして、…なぜ梅雨がテーマで梅干の話になっているのでしょうか?そこで「甘さひかえめのおはぎ」も納得いかない、って米裕さん…。さらにそれを受けて「辛くないカレー」も納得いかない、とのたまうこうゆうさん…。今日のテーマは「梅雨」ですっ!

 ところで「つゆ」。「露」に通じるからだ、という説と「潰ゆ(ついゆ=物が腐りやすくなる)」からくるという説、梅が熟すことから「熟ゆ(つゆ)」という説などがあるそう。さて、雨の日の仏事には
ハプニングがたくさん。普通でもお墓に行くまでに時間のかかるご家庭が多い中、雨が降るとなおさら。おじゅつぁんだけが早々に準備を済ませて傘さして車のところでみんなが来るのを待っている、ということがよくあるそうです。そして、平地ならまだいいのですが、山のお墓に行くとき、ともなると、皆さんは長靴姿。一方、おじゅっつぁんたちは雪駄。泥はねまくり。道が整備されてないとそれは大変。山は雨が降ると、坂道も水が流れて川になってます。こうゆうさんは、まるで登山をする人みたいな格好で、山のお墓に行くことになります。とあるお墓では、すべりやすい山道に、こうゆうさんのためにをひいてすべりくくしてくれていました。そこを登るこうゆうさん。筵がひいてあるからのぼりやすい、よかったよかったと思い、あと一歩というところ。いきなり筵ごとずるっとすべって、あっという間に坂の下まで落ちてしまいました!全身泥だらけ。親族の皆さんも呆れ顔で「もう、登ってこなくていいから下から拝んでくれぃ」。終わった後も、あまりにも汚いので、食事にも呼んでいただけず…。いずれにしても雨のときの足元には充分ご注意ください。


  お送りした曲は… バラッドをお前に / MODS
               
              幸せになるために  / 中山美穂
            
 →こうゆうさんの鼻歌をもとにスタッフ13号が探しあてました!
                       



 
写真にカーソルをあわせてみてね。
太鼓腹です。米裕さん。 梅雨はダイッキライ。こうゆうさん。 この角度はいけませんね。エヴァ子さん。 ♪フラダンス〜。

 

■今日はお葬式や法事で準備する「お膳」について。今回は、精進落しの料理として、また法事の会食のときに用意されるお膳について取り上げます。葬儀社が用意できるお膳にはいくつかの種類があります。どのお膳を選ぶかのポイントになるのが、大きく分けて「値段」「形」の2種類です。「値段」については、お葬式のときより法事のときのお膳を少し豪華にするのが一般的なようです。といっても、葬儀のときが一番シンプルで、四十九日、一周忌、三回忌とランクを上げていかなければならないという訳ではありません。葬儀のときには、その時の気持ちとしてできる範囲のお膳を選び、四十九日、一周忌のときに少しだけでもよいお膳を用意されるとよいようです。その後は値段にかかわらず、内容を変えるなどの工夫をされるとよいでしょう。次回は「形」での選び方をお話します。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 梅雨だからといって、じめじめしてませんか?仏さまのみ教えの中に「三毒」という言葉があります。「怒ること」「けちけちすること」「愚痴ること」。なかでも愚痴ることはよくありません。いつまでも「日本負けた…」とか言っていてはいけません!心にカビが生えますぞ!こういうときこそ明るくカラッと過ごしましょう!
 来週のテーマは「
IT」。「ET」じゃありません。「IT」です。…「IT」って何のこと?





 6月14日
 暑いですねえ。昆虫たちも活発に動き回るシーズンです。米裕さん宅では「うちのゴミ箱にゴミ捨てるな!」令が発令。というのも、いただきものの水ようかんを食べて、そのまま捨てたらアリがたかるので水洗いしてから捨てたのですが、それでもアリがたかった、という理由。だからといって、FMくらしきにゴミを持ってくるのはやめてくださいね。
 さて、今日のテーマは「鳴り物」。落語家の世界では寄席三味線とか太鼓などを使いますが、お坊さんの世界でもたくさんの楽器を使います。葬儀の際などに音を聞いてもその場では根掘り葉掘り聞くわけには行かないでしょうから、今日は音とともにご紹介してしまおう、というのです。

 
ところが!

 ホームページ上では、今のところ、実際の音をきいていただくということができませんので…
どうしましょう!?

 まずは、「
打ち鳴らし」。ご自宅の仏壇においてあるものです。「カネ」とか「リン」とかともいいます。お坊さんがお墓まいりなどに持っていく小さな「打ち鳴らし」のことは「引磬(いんきん)」といいまして、言葉だけ聞くと…(笑)でしょ。 仏前で一番使われる音ですが、お正月には鳴らさないようにするという地域もあるようです。統率をとるために使われる音と考えていただければと思います。

 次に、お寺の本堂にある大きな鐘。「
磬子(けいす)」といいます。「打ち鳴らし」と同じような意味を持ちますが、深みのある音がします。

 大きな法要やお葬式のときには「
(にょう)はち(漢字がフォントにありません…広辞苑で調べてみてね)」が使われます。実際に鳴らすのは「はち」の部分。シンバルのような楽器です。いろいろな作法があります。持ち手が房のようになっていて、このさばき方で仏さまをお迎えする形ができるということです。こうゆうさんは、「Myはち」を持ち歩いていたのですが、ある和尚さんに「ウチのはちのほうが歴史があるから使ってくれ」といわれ、本番に房が切れてしまってものすごい音が響き渡った、というエピソードがあるそうです。鳴らすのが難しく、人柄がでるようです。「ジャーン!」と鳴らせばよいものではありません。こうゆうさんは、本堂で戸を開けて半日、「はち」の特訓をしていたそうです。ずっと離れたところに師匠が書き物をしていて、「良し」とされるまで「はち」を撞かされていたそうです。

 続いて聴こえてきたのが「
法螺貝(ほらがい)」。こうゆうさん、十何年ぶりの演奏(?)です。米裕さんが吹くのは、ただのホラです。遠くの人に居場所を知らせるという意味もあり、修験道の方々が使うのがおなじみですが、真言宗では柴燈護摩で使います。ちなみに法螺貝のCDがあるそう。「THE ホラ」というタイトルかどうかはわかりません…。

 そして、「
太鼓」。興奮してくると踊り出す人が出てくるとか…。太鼓が入ると「クリスマス」…いやいや、「錫杖(しゃくじょう)」です。これはシャンシャン…と音が鳴るのです。魔を祓うということで、古代インドでは毒蛇除けにも使われているそうです。こうゆうさんのところの「錫杖」は大変重く、振ると腰が抜けるという…。毎年、担当している米裕さん、お疲れ様です。

 最後に「
五鈷杵(ごこれい)」。仏さまがきてくださった…ということを喜ぶ時に鳴らすもので、身近なところでは、お遍路に出るときに腰に小さいのをつけて歩きます。

 ちなみに…お大師さまが自分の目の前に現れるときに、まず音から感じるそうです。まずシャリンシャリンという音がして、次に衣擦れの音がして、その後、香りがあって、お姿が目の前に…という順番なんだそう。音が聞こえてきたらなにかの
お知らせかもしれませんよー。
 

  お送りした曲は… ウルトラソウル / B'z
               
              青春の影  / チューリップ
            
 
                       



 
写真にカーソルをあわせてみてね。
こうゆう氏、自前のデジカメです。 下からみた米裕氏。芸術的な写真です…。

 

■先週から「エヴァコーナー」のBGMが変わりました!いのうえエヴァホールのイメージソングで「EVER」という曲です。これから、あちこちで聞く機会が増えてくると思います。「愛すればこの町〜この人が…」という歌詞が印象的です。どうぞ、よろしく!
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 こうゆうさんから、「打ち方講座」!法事などで緊張すると、「チーンチーン」とうまくたたけないものです。やけに速く打ってしまったり、余韻が響かなかったりしてしまうのですが、慌てず、落ち着いて、自分の気持ちと仏さまのお気持ちを同調させるという意味できっちり合掌されると間違いないです。一休さんも言ってますよね。「あわてないあわてない、ひとやすみひとやすみ」。あっ、ひとやすみじゃないか…。
 来週のテーマは「
梅雨」です。天気が悪いと愚痴のひとつもこぼしたくなりますよね…。そこで来週のテーマは「愚痴」…ではないです!「梅雨」です!





 6月7日
 ワールドカップ真っ盛り!今日の収録中は、ちょうどベルギー戦の真っ最中。がんばれ、ニッポン
 ところで、今日のテーマは「
誕生日」。こうゆうさんは今日が誕生日だったのです。34歳。来週はお大師さまの誕生日にも関わらず、それを差し置いて自分の誕生日記念なんて…。米裕さんの誕生日は7月24日でとてもいい思い出があるそうなのですが、こうゆうさんにとっては「でも、あんまり興味ない!」(笑)。実は7月25日が菅原道真の誕生日。大阪では「天神祭」が行われます。で、24日は「宵宮」。桜宮の大川で花火が上がるのを見ながらお父様が、「見てみぃ、大阪中がおまえの誕生日を祝うてるぞ」と。…それがいい思い出。さて、こうゆうさんに話を戻しますが、高野山高校では、同郷の人と相部屋になります。こうゆうさんの同居人は、なんと生年月日がこうゆうさんとまったく一緒!生まれた時間もほぼ一緒。…お母さんは違うそうです。当たり前ですね。ただ、性格・成績はまったく正反対。そうなってくると、誕生日占いや星座占いってのは、…どうなん?

 ところで、誕生日はとても大切な日ですよね。なにかはじめてみよう、と力が入る日かもしれません。それと同様に大切なのが「
命日」。ど根性ガエルの歌にも「♪死んだその日が誕生日〜」という歌もありましたが。「命日」、亡くなった日ですから、できれば避けて通りたい。しかし、その日まで精一杯、命を燃やして、その日から仏の道を悟るわけですから大切な日です。どんな人でも、必ず使命を持って生まれてきているので、その人生を全うしなければなりません。ですから、誕生日は選べません。死ぬ日も選べませんし、選んでもいけません。神様が私達にくださった最高の幸せは「死ぬ日がわからない」ということだ、とこうゆうさんの師匠はよく言っていたそうです。死ぬ日がわかっていたら、…どんな人生になるでしょうね。ラジオなんか聞ける状態じゃないですよね。ですから、逆に、いつ召されても悔いのないように生きなければなりません!きれいにまとまった(と、出演者全員大喜び)!

 お誕生日メールをいただいた「たぬき」さん、ありがとうございました!


  お送りした曲は… ロンリー・チャップリン / 鈴木聖美
               →米裕さんからこうゆうさんへ贈る曲。「ロンリーって…」。
              大きな古時計 / チャカと昆虫採集
            
 →こうゆうさんから皆さんへのプレゼント。涙が出ます。
                       



 
写真にカーソルをあわせてみてね。
収録が始まるまでの物憂げなひととき。 こうゆうさん、収録中にテレビ見ないでくださーい。 こうゆうさん、お誕生日おめでとう! テレビでは、「日本初戦 徹底分析」中。

 

■今日は、「お供えパート2」。亡くなった方にお供えする「供物」が決まったら、葬儀社などに注文することになりますが、その際の注意点です。注文用紙に記入する際、お供えにつける札の名前を性格に書くこと。旧字、新字、常用漢字に含まれない、パソコンでは出てこない字もありますので、気をつけましょう。会社名、肩書きは省略せず正確に。株式会社・有限会社・法人なども略さないのが一般的です。ただし、会社名が極端に長いとき、文字数が多くなるときは例外。名札の文字が小さく、読みにくくなってしまいますので、何をどこまで略すのかをきちんと明記するようにします。電話で注文される際は、言葉だけでのやりとりになりますので、より慎重におこなうようにしましょう。受注ミスで注文したはずのお供えが出なかったり、漢字がまちがっていたりするのは大変な失礼にあたりますので、充分に注意しましょう。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 今日は、こうゆうさんの誕生日を利用して「命日の大切さ」をお話ししました(?)。ところで、命日を繰り上げて法事をまとめてするのは、いいんですか?という質問があるそうです。そこで、誕生日を考えてみましょう。幼稚園のころ、6月生まれの人をまとめてお誕生会とかなかったですか?感動が薄くなかったですか?それと一緒。命日に法事をするのがベストです。仕方がない場合もあるでしょうが、それでも、命日には仏壇に手を合わせましょうね。
 さて、来週のテーマは「鳴り物」。ん?乗り物?違う違う。鳴り物です。言葉でいうと聞き間違いしやすいのです。お寺にはどんな「音のするもの」があるのか?乞うご期待!





 5月31日
 世間は家庭訪問のシーズンだそうでして、先生が来るということになると家をバタバタ片付けます。米裕さんのお宅は本堂で家庭訪問を…されるわけないですよね。
 
 さて、今日のテーマは「
お弟子さん」。米裕さんは、桂米朝氏のお弟子さんにあたります。落語の世界も仏教の世界も、あとから入った人が、年齢には関係なく弟子になるということで、ということは仏教の世界では、こうゆうさんの方が師匠、ということになるようでして…。さて、米裕さんが師匠から教わったことは、「武士はくわねど高楊枝」。「頑張ってます、頑張ってます」という姿勢を見せるな、空腹のときは、ご飯を食べるのを我慢してデザートでも食べて平生を装いなさい、ということでした。なぜか。頑張っているのは当たり前で、それを顔に出すということは、頑張っているフリをしているだけに過ぎない、とのこと。また、「黙して語らず」。これが日本の文化である、と。さらには「名誉、地位、金を追うな」。信じる道を歩けば自ずとついてくるものである、ということなのです。だから、米裕さんは、お金のことではとやかく言うことはありません!ありませんったらありません!ちなみに、「信じる道を行ってもあかんかったら、腹を切れ」。噺家さんの表面の明るさからは考えられないくらい思い言葉です。こうゆうさんは、自分が欽ちゃんに弟子入りしようと思ったときのことを思い出し、「軽軽しく弟子になりたいと言ってはいかんね」。

 ところで、米裕さんには師匠が6人。天神祭の踊り、三味線、長唄のお師匠さんなどなど。その中でも天神祭で中心となって踊る、踊りのお師匠さんは米裕さんに多大な影響を与えました。まだ米裕さんが売れない芸人のころ、夜の町でフラフラと飲んでいると、夜中にゴミを集めてまわるこの師匠に声をかけられました。その時に、米裕さんは、「自分は何をしているんだろう」と思い、次の日にその師匠のところに出向き「どのような気持ちでゴミの仕事をしているのか」と聞きました。師匠は「自分は、大阪の繁華街のゴミを集めている。美しい仕事だ。
年に一度、お祭りで輝くために自分はこの仕事をしている」ということを言いました。師匠というのは、多大な影響を弟子に与えるものですね…。

 弟子が師匠から手取り足取り教えてもらうことはまずありません。落語の稽古も月にたったの1回。代々続くお寺のお坊さんもそうです。噺家の世界でスランプに陥ったとき、兄弟子から言われることは、「
自分でやっていて面白くなければ、人が聞いて面白いわけがない」。この言葉でスランプを脱出したそうです。マニュアルどおりにするのではなく、一を聞いて十を知るくらいでなければいけません。誰かがやっている姿をみて悟る、これが大事です。そのよい例えをこうゆうさんがお話ししました。夏休みになると、学校の校庭の「草みしり」(このへんではこう言う…らしい)に父兄が汗を流す。校庭で野球をしている子供達を見て、一人のおじいさんが、「おまえたちの学校の草みしりだぞ、手伝ったらどうだ」、と言うと子どもは「なんぼくれるん」。それを聞いて大人たちは愕然としたそうです。しばらくすると、野球していた子供達は、少しずつ草をみしりはじめました。そして、すべての作業が終わったとき、前出のおじいさんが「よく頑張った。お礼にジュースを買ってあげよう」と言うと、子供達は「いりません。僕達の学校ですから」と答えた、というのです。結局、大人がお金のことに執着しているから子どももそうなるのです。このおじいさんはなにかの決着をつけるためにご褒美をあげて機嫌をとろうとしたのですが、子どもに教えられたわけです。子どもは親の背中を見て育ちます。弟子も師匠の背中を見て育ちます。日本人は背中で語りましょう!

  お送りした曲は… ガンダーラ / ゴダイゴ
               →孫悟空が三蔵法師のお弟子さんだから…。
              Songs / ハウンドドッグ
            
 →別タイトルにリクエストをいただいた「タケシの父」さん、
                リクエスト、ありがとうございました。                       


by エヴァ子2号機

 
写真にカーソルをあわせてみてね。
胸元がはだけてセクシーですっ! この二人、週刊誌風に表現すると…→ 「熱愛発覚!番組が縁か?」 ←きひひ。そんな風に書いてやろう…。

 

■今日は、エヴァホールでご用意できるお供えについてです。お葬式、法事のときに祭壇のまわりや式場に飾る供物のこと。式場の中に飾るものでは、生花、果物や乾物の籠盛り、回り灯篭など。式場の外では花輪。なにをどのくらいお供えすればよいのか、ですが、会社や町内関係では、生花や花輪をお供えが多いようです。身内の方は式場の中、祭壇に飾るものを選ぶ場合が多いようです。生花は棺の中を花でいっぱいにしてあげることができたり、祭壇を華やかに飾ることができます。果物や乾物の籠盛りは、中身を分けて親族のお土産にもできます。そして、回り灯篭は、盆提灯として、お盆や年季法要のときに使えます。使い道も考慮して選ぶとよいですね。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 さて、お大師様の師匠にあたるのが中国の恵果和尚(けいかかしょう)。お大師様が苦労して中国で全ての法を授かり、日本に帰ろうとしたとき、恵果和尚の訃報が飛び込んできた。その時に、葬儀に行くべきかどうか迷っていたところ、夢枕に恵果和尚が出てきて、「迷う必要はない。一日も早く日本に帰って法を伝えなさい。私とあなたは前世からつながっていて、来世にもつながっていく。私は一足早く日本に帰って、あなたの弟子として生まれかわり、あなたを迎えるでしょう」と言ったというのです。お互いを尊敬する宿縁というのはすごいものです。子どもや弟子には、それくらいの愛情を注いでいただきたいものです。
 来週のテーマは「誕生日」。なぜか、…こうゆうさんの誕生日なものですから…。





 5月24日
 今日は、米裕・天野両氏とも昨日の深酒でぼーっとしているそうです。飲みすぎには充分注意しましょうね。
 さて、今週のテーマは「
」。シンプルです。身近なお供え物によく使われますし、仏教的にも様々な意味を持っています。仏前にお茶を供えることを「お茶湯(ちゃとう)」と言います。仏事で「水」という言葉からはまず「お茶湯」が浮かびます。今でこそ水は蛇口をひねれば出てくる存在ですが、昔は井戸や川に汲みに行かなければなりませんでした。まずその一杯がなければ一日が始まらなかったといっても過言ではないでしょう。最初の一杯は、神様にはお水、仏さまにはお茶湯を捧げていました。神様には大自然からの恵みということで手をくわえていない水を、次にわかしたものをご先祖さまに、という意味があります。いずれにしても、一番最初の水「閼伽(あか)」を使うのです。おふたりにとって「閼伽水」とは懐かしいようで、修行時代はお当番さんが朝4時ごろに汲みに行きます。米裕さんは、本堂の裏にある井戸に汲みに行くのですが、冬場は真っ暗ですから、こわいこわい。ちなみに天野さんの修行時はヒノキの樽があって、閼伽水を汲むための水道がありました。お当番さんは、閼伽を汲むときに般若心経を唱えます。天野さんのパートナーAくんは、般若心経がリピートしてしまい、いつまでたっても終わらず、その間に水は樽からあふれて廊下に流れ、氷点下ですから凍ってしまい、修行僧が一日、すべって転んでいた…なんていうエピソードもあったようです。水がらみのお話では、トイレに行って大きいほうをしたあとは、水をかぶって清めなければいけないそうです。お腹が痛いから「大」に行くのに、さらに水をかぶるとは!で、水をはった大きな樽の横には木槌が置いてあります。凍っているのを割るためです。米裕さんは、21杯かぶりなさい、と言われていました。天野さんは、かぶるのがいやなので、壁に水をぶつけてごまかしていたそうです…。

 「
灌頂(かんじょう)」。阿闍梨(あじゃり)さまという偉いお坊さんが、教えを授けますよ、といって頭に水をつけて下さることです。水はシンプルだからこそ不思議な現象がある場合があります。水の結晶をよく見てみると、文句ばかり聞かされた水は悪い結晶、いいことばかり言っているといい結晶ができるそうです。お茶を注ぐときにも気をつけましょう。「イヤな奴が来た」なんて思いながら淹れると味が落ちますよ。

 ところで、水の流れは「
脈々と」などと形容されます。ある仲のよい老夫婦の奥様の方が亡くなったときのこと、ご主人は、「人の幸せって何かなあ。わしは、孫に拝んでもらえることだと今日わかった。」と言いました。どういうことかというと、1)孫ができるぐらいまで健康で生きることができた、ということ、そして、2)自分の子どもが仲良く暮らしたことによって孫ができた、ということ。すなわち、孫に手を合わせてもらえるということは、自分が本当に幸せに生きた、ということを表している、とそのご主人は感じたのだそうです。米裕さんの住む矢掛町では、ほとんどの家でおじいちゃんおばあちゃんとお孫さんは同居しています。それによって仏事の様子なども脈々と子孫に伝わっていくのです。その家の文化を自然に伝えていく、受け取った水をそのまま次の代に渡していく、これが大事なのではないでしょうか。

 お送りした曲は… 「プリズム」YUKI 
              「あなたと握手」aiko 
                                   


by エヴァ子2号機

 
写真にカーソルをあわせてみてね。
今日はお疲れモード。 ドアップにするとこんな感じ。 こりゃまたどうされました、米裕さん。 エヴァコーナー収録中。今回は見学者もいらっしゃいました!

 

■今日は、「末期(まつご)の水」について。臨終を告げられ、亡くなった方を安置したあと、口に水を含ませてあげることをこういいます。最近では宗派を問わず行う場合が多いようです。湯のみに水を入れ、枕飾りにお供えしてある「しきみ」の葉、またはわりばしの先に脱脂綿などをしばりつけたもので亡くなった人の唇を軽く湿らせます。家族だけでなく、近親者、友達など、弔問に来られた方にしてもらっても結構です。あの世でも渇きに苦しむことがないようにと祈りながら行う儀式です。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 脈々とお送りしてきた「拝、ボーズ!!」。さて、「ライバル」という言葉。英語ではなく、天野さんいわく南米かどこかの古い言葉だそうです。この「ライバル=rival」、実は語源は「川=river」と同じだそうです。ライバルという言葉は、もともとは同じの川の支流がしのぎを削り、また合流してさらに強くなる、という意味があるそうです。ただ、いがみ合うという意味ではなかったわけです。ところで、神棚や仏前におそなえした水やお茶湯、その後どうされていますか?流しに捨てるのはちょっと待ってください。できれば庭の花や木にやって次に生かすようにしませんか。
 さて、来週のテーマは「お弟子さん」。どんな話が展開されるやら。どうぞお楽しみに。





 5月17日
 実は、「拝、ボーズ!!」の収録は夜に行われているのです。喉がかわくのでペットボトルを持ち込んでの収録です。その中で米裕さんが飲んでいるのは…。今日は「いちごオレ」。真ピンクです。甘〜いです。96キロだそうです(何が?)!

 さて、今週のテーマは「
精進料理」。高野山へ行った檀家さんなどが、「あんな精進料理だったら、毎日でも食べられるわぁ(ハート)」なーんて言ってますが、それは最高の精進料理。三の膳まで出てくる精進料理ばっかり食べてたら、修行僧は太ってしょうがありません。修行僧の精進料理はもちろん一汁一菜です。天野さんの修行中の朝ご飯は「おかゆ」にたくあん2切れと「アラ!」(注:スタッフ13号は、魚のあらのことかと思っていましたが、後で聞いてみると、例の海苔のつくだ煮のことでした…)もしくは塩昆布。あまりにも少ないので、天野さんは、当時、こっそり台所でご飯を拝借し、その中に「アラ!」とかたくあんをつめておにぎりを作り、おかゆのどんぶりの中に仕込んでおき、そこに何もなかったかのようにおかゆを注いでもらいました。ところが、食べる前に拝んでいる間に、そのおにぎりがおかゆの中で爆発し、中の「アラ!」とかたくあんがボコボコ浮いてくる…。それが見つかり、朝食ヌキ…、なーんてことがあったそうです。時効時効。

 一汁一菜の「一菜」は、本当に少なくて、ごはんにひろうす1個とか、ひじき1皿、などです。本当の精進料理は、だしもかつおは使わず、昆布でとります。卵は一切使いません。かおりのする野菜(タマネギ、ニラ、ネギ、ニンニク)も使いません。セリやミズナはOKで、しょうがや蓼はNGです。

 
では、精進料理を作ってみましょう。ヘルシー&スピーディー!レシピのご紹介です!

 ■1■
「セリ丼」

 ●材料
  セリ/適量(多目がよい)  薄あげ  昆布・しょうゆ(だし用)  
 ●作り方
  1) セリは水洗いする。
  2) 薄あげを甘辛く煮付け、水分をとる。
  3) 2)を5ミリくらいに切る。
  4) セリを2.5センチくらいに切る。
  5) 3)とセリの軸の部分を煮だしに戻して、だしとからめる。
     ※余熱であたため,、さらに煮立たせないようにする。
  6) うつわにご飯を入れ、だしとセリと薄あげを盛り付けたあと、セリの葉をちらす。




 ■2■
「精進カレー」

 ●材料
  油揚げ 板こんにゃく じゃがいも ニンジン 昆布(だし用) カレールー
 ●作り方
  1) 昆布でだしをとる。
  2) 薄あげを炒めてあえる。
  3) 手でちぎったこんにゃくを入れる。
  4) タマネギを入れたいが、精進料理なのであえて外す(笑)!
  5) じゃがいもとニンジンを入れる。
  6) ルーを入れる。



 精進カレーは、高蔵寺の子どもたちにも「淡白ぅ!」と大人気(?)。コクがちっともなくておいしいそうです。

 代用品というものがありまして、大豆タンパクで作った「鶏の唐揚げもどき」や「とんかつもどき」もあるそう。ただ、せっかく修行でそれらの食べ物を忘れていたところにそんなものが出てくると、かえって唐揚げを思い出してしまい…(泣)。

 
お送りした曲は… 「おさかな天国」柴矢裕美 
           
 →なおキングさん、リクエストありがとうございました!
              「ヨーデル食べ放題」桂雀三郎withまんぷくブラザーズ 
                                   


by エヴァ子2号機

 
写真にカーソルをあわせてみてね。
いちごオレ 中国緑茶 茶宝 冷珈

 

■今日は「エヴァモア倶楽部」のご紹介です。入会金1万円のみで会員のご親族なら誰でも使える半永久的な会員制度です。エヴァホールの優待利用やほうりんでのお買い物割引をはじめ、ホールを利用しない人でも葬儀や法事の割引などさまざまな特典があります。また、「エヴァモア倶楽部」に入会した方は、「ペットピア倶楽部」の優待利用もそのまま受けられます。すべておまかせの安心システムでいざというときの強い味方の「エヴァモア倶楽部」。ご入会の申込みは店頭か郵送で。また、お電話いただければご自宅までうかがいます。お問い合わせは、TEL 429-1000 エヴァホール倉敷まで。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 今日は、血がサラサラきれいになる精進料理をご紹介しました。托鉢中のお接待で、「今日は不精進のものも出るが、全部いただきなさい」と言われ、「トンカツかな、エビフライかな?」と楽しみにしているとなんのことはない「カマボコ」でしたー、とか、偉い和尚さんの随行で新幹線に乗って駅弁を食べるときに、和尚さんは、トンカツやエビフライを指していちいち随行さんに「これは精進か?」と聞き、随行さんが「精進でございます」と答えると、「おー、精進か(おまえの罪やぞ)」と言って食べる、とか精進料理についての話題は尽きないようです。
 しかし、基本はおいしく食べる、ということ。ご飯を食べる前には手をあわせて「いただきます」と言いましょうね。
 さて、来週のテーマは「水」。どうぞお楽しみに。




 5月10日
 ゴールデンウィークも終わりました。お坊さんはゴールデンウィークは法事が多く忙しいとのことなのですが、皆さんはいかがでしたか?

 さて、今週のテーマは「
ふるさと」。米裕さんのふるさとは大阪城の近く(大阪城ではない)。そしてエヴァ子さんは山口県宇部市。天野さんは、今のお住まいは中島ですが、生まれ故郷は「老松町」。そんな天野さんの第2のふるさとが、15歳の時から住んだ「高野山」なのです。それでは、天野さんの親元を離れるときのエピソードをご披露しましょう。想像しながら読んでください。ハンカチの用意を忘れずに。


 15歳の春、天野さんは入学式のためお母様と2人で電車に6回乗り換えて高野山に向かいました。当時、天野さんはつっぱっていました!お母様とすれば、息子の世話を焼きたいということで電車の中でも「しゃんとしなさい」「おにぎり食べる?」などもう大変。当時の天野さんにとってはうるさい限り。まさに珍道中です。
 さて、入学式のあとには入寮式もありました。入寮式のあった日だけは寮では晩ご飯が出ないのです。それは、
家族との最後の食事ができるようにという寮の先生の計らい。午後4時頃から8時頃までが自由時間なので、まず奥の院で手を合わせた後、高野山のメインストリートの食堂で天野親子は夕食をとりました。夕方、陽もとっぷり暮れています。それまでいろいろ話しかけてきたお母様がだんだん口数が少なくなってきました。そして「明日から食べられないから今のうちにしっかり食べなさい」と言ってご自分のお皿からトンカツをどんどん天野さんのお皿に移してくれたのだそうです。天野さん、胸をつまらせながらの最後の食事となりました。
 その後7時過ぎ、寮までの道のり。その日の天野さんとお母様の宿舎はもちろん違います。天野さんは、途中でお母様に「もう帰れよ」と言うものの、お母様は「もう少し先まで…」といつまでもついてくる…。天野さんがさっさと歩くのに対し、今度はお母様が息子との別れを惜しみだんだん歩がゆっくりになってくる…。言葉がなくなってきて、道路の両サイドに雪が積もっていて、うつむき加減で歩いて、涙を流すわけにはいかなくて…。
 とある
街灯のところで天野さんは「本当にもう帰れ」とお母様に言いました。お母様は「わかりました」と言って、うつむいて天野さんに手を合わせました。天野さんは先に先に歩いて、その天野さんの姿が小さくなるまでお母様は街灯の下でずっと手を合わせ続けていました。

 これが天野さんのはじめての親離れのお話。




 さて、親離れ子離れといいますと、天野さんも15〜16歳のころの思い出が何かの形でいまだに生きていると言います。そして、その頃の照れくさい出来事が残っているということ。例えば、実家から届く小包のなかの
手紙。家にいるときは呼び捨てにされていたのにも関わらず、手紙の中では「○○くん、お変わりございませんか。風邪などひいていませんか、云々」と他人行儀に書いてあるのを見ると、それがじーんと来たりするということがありますね。

 子離れしていないお母さん、多くないですか?子どもに構いすぎ。大学などに行っている子どもが帰ってくると「ウチの子、またひとまわり
大きくなって…」と言いますが、これは、お父さんお母さんの見る目が、間があいたために子どもが大きく見えているだけなのかもしれません。そう考えたら、米裕さんも天野さんも、「旅をさせられた」ならぬ、出家するために山に放り投げられた訳ですね…。かわいい子に育ったでしょうか?

 
お送りした曲は… 「案山子」さだまさし 
           
 清水勉さん、リクエストありがとうございました!
              「故郷未だ忘れ難く」海援隊 
            
タオクウさん、リクエストありがとうございました!                       


by いのうえエヴァ子

 
写真にカーソルをあわせてみてね。
マイク調整中。 こんな2ショット、いいんですかぁ? さて問題。これはいったい何でしょう? 正解は…。

 

■いのうえが、新たにオープンした「ペットピア」でのオープンイベント、無事終了しました。ありがとうございます。これからもペットピアの情報もリアルタイムでお伝えしていこうと考えています。さて、このペットピアでは「ペットピア倶楽部」という会員制度を設けました。入会金・年会費は一切無料で、式場使用料、ペットを供養するための祭壇料の割引、小物類の割引など、特典多数です!詳しくは、086-423-1400までお問い合わせください。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 今日の放送は、ほとんど天野さんのひとり語りでした!お大師様のお言葉に「阿字の子が阿字の古里立ちいでて、また立ちかえる阿字の古里」という言葉があります。われわれ人間は一つのふるさとから出てきて、この世の中で生活をして、またそのふるさとに帰っていくんだ」というこの言葉を、米裕さんは広く伝えたかったそうなのですが…。母を思う、ということは生きていることを実感することでもあり、大切なことですね。
 さて、来週のテーマは「精進料理」。お昼前でおなかのすいてくる時間ではありますが、どうぞお聞きください。




 5月3日
 米裕さん、奥様のケガによりご自分で洗濯をすることになりました。同じ1回分の洗濯物の数でも、米裕さん自身の洗濯物とお子さんの洗濯物では枚数が全然違う!米裕さんの1日分の洗濯物が、お子さんの何枚分もの洗濯物に相当するそうです。米裕さん、おっきいですからね…。

 さて、お寺での催しも数あれど、今日のテーマの「
正御影供(しょうみえく)」もその一つ。「お大師様の御影供」というのを倉敷では「おでーしさんのめーく」と言います(高野山では倉敷弁は通じません)。盛大にお祭りをしている地域もありますが、もともとどんなお祭りなのかといいますと、お大師様のご尊像が描かれたお軸を拝するということなのです。今から1200年前の旧暦の3月21日(今年は5月3日)に、お大師様は「このままではいけない。私は高野山に身を留める。永遠に生きたままの姿で仏となってみんなの幸せ、平和を祈る」と言って禅定に入られたのです。お大師様は、そのことをお弟子さんには少し前に伝えていました。真如親王というお弟子さんは、お大師様のお姿をぜひ後世に伝えたいと考え、瞑想されているお堂の障子の陰からそっと絵に描きました。お大師様は、そのことに気づいておられ、最後に自ら目の部分に墨を入れられたのだそうです。こんな経緯で、お御影は、少ーし斜め からの姿となっているのです。

これが「お御影」です!

 さて、お御影をよく見てください。お坊さんなのに「
」があります。これは、すぐにでも靴を履いて救済に行くぞ、ということの表れ。もう一つ、水瓶(すいびょう)があります。これは、水を飲むためではなく、この水を仏法として、皆さんに一滴残らず差し上げますよ、ということの表れです。米裕さん曰く、暗い中でお灯明の灯りで見るお大師様のお姿が趣があるそうです。お御影の中のお大師様は右手には五鈷杵(ごこしょ)、左手には念珠を持っておられます。このような姿を示されたのはなぜか。五鈷杵は金剛(ダイヤモンド)でできた、いわば武器です。どんなものも砕いて前に進んでいく、という象徴。数珠は智慧を表しています。五鈷杵は父の厳しさ、数珠は母の優しさも表現しています。ということで、この御影は、仏様のいろんな教えが集大成ともいえるのです。

 お送りした曲は… 「人魚」NOKKO 
             「トモダチ」/ケツメイシ
          …山口県のR.N.やまぐちウヴェ子さん、リクエストありがとうございました。                         


by スタッフ13号

 
写真にカーソルをあわせてみてね。
今回は、参考文献が山のように…。 「おでーしさまのめーく」なんですわ。 おっ、放送局っぽい。 「メイクすることとちゃうねんなー」はっはっは。

 

■いのうえが、新たにペットのご供養をする「ペットピア」をオープン。ペットとの楽しかった想い出を形にする、ということをメインコンセプトに、「お葬式」という言葉の持つ暗さを払拭した店内は、明るくかわいらしくなっています。見学はペット同伴でもOKです。場所は倉敷市新田、国道2号線バイパスの南側。天城街道への側道のところです。お問い合わせは、086-423-1400までどうぞ。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 お大師様のみならず、宗派を越えて様々な祖師様がおられます。祖師講などが行われているように、宗派ごとに祖師様を大切にしてください。「正御影供」はお祭りとというと盛大に行われるイメージですが、町内などの「お講」のように身近なものも「御影供」です。大切にしていきたいものです。来週のテーマは「ふるさと」。あなたのふるさとはどちらですか?



 4月26日
 パチパチパチ。今日の放送がめでたく30回目です。

 去る4月21日(日)、天野さんの中島・高蔵寺で「
仏前結婚式」が行われました。高蔵寺では2度目の仏前結婚式です。新郎新婦は、天野さん曰く「超がつくほどの不良!」。新婦が、境内のど真ん中にスクーターを持ってきて、「おじゅっつぁん、拝んで!」と言ってきたのがきっかけです。天野さんが拝んだことへのお礼として、コンビニのおでんを置いて帰るような方々(笑)でした。そんな2人は、サイパンで2人きりで結婚式…、ということを考えていたのですが、「お寺で手だけでも合わせたら…」との天野さんの一言で、お寺での結婚式を決めたのだとか。
 その「仏前結婚式」。結婚とは個人と個人が結び付くだけではなく、お互いの家族や、ひいてはご先祖さまが結び付くこと。ご先祖さまがいなければ、今の自分はいないのです。まずは、代々のご先祖様をご供養して、お互いのご先祖さまが仲良くなって…というところから始まります。いわば、
結婚式の前に法事をする、ということです。ということで、結婚式ですが、本堂には両家の位牌がひとつずつ並べられました。

 この日の仏前結婚式では、まず客殿で「披露文(ひろうぶみ)」が読み上げられました。その後、親族が本堂へ。続いて、新郎新婦が鉦の音とともに厳かに本堂へ。最後に戒師である天野さんが本堂に入りました。今回は、本堂で
護摩を焚きました。ただ、仏前結婚式だから必ず護摩法要がある、という訳ではありません。ご家族からの、元気の出る結婚式にしてほしい、という願いから行ったのです。パチパチと火が燃え上がる護摩壇に、「両家の先祖回向、家内円満、夫婦和合、子孫繁栄、無事安産を願い、新郎新婦の手により護摩木をお供えいただきます」との案内で、新郎新婦が護摩木を供えました。これが、米裕さん曰く「西洋の結婚式」でいうケーキ入刀にあたるようです。燃えさかる炎に、親族も気持ちが引き締まる思いだったということでした。その後、新郎新婦誓いの言葉が読み上げられました。「慎み敬って申し上げます…」と始まる、誓いの言葉。「みほとけ様のみ教えに従って、ご先祖さまに恥じぬ精進を重ね新郎新婦は和合することを誓います」という、今の日本人すら忘れているようなきれいな日本語の文章.。これが、仏前結婚式のよさなんでしょう。新郎新婦も、「他の人がしない結婚式ができてよかった」と話していました。ご結婚、本当におめでとうございます!

 お送りした曲は… 「乾杯」長渕 剛 
           
                          


by いのうえエヴァ子

 
写真にカーソルをあわせてみてね。
エヴァ子さま、肩をおもみいたしましょう…。 心霊写真ではありません。3人がガラスに映ってるの、わかりますか? トローンとしてます。 開けてくれ〜!

 

■いのうえエヴァホールでは、お葬式、法事の他にもお寺の落慶法要、家を建てるときの地鎮祭、会社や学校、お店の式典など、幅広く事業展開しています。どんなことでも、まずはお問い合わせください。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 新婦のお宅は高蔵寺の檀家さんで、おじいさまおばあさまは、新婦であるお孫さんのことを思って日々お参りに来られていたそうです。今回の結婚式も、たいそう喜んでいらっしゃったとのことでした。若い2人だけでそっと結婚式をしてしまうケースも多いようですが、これだけたくさんの皆さんに見守られての結婚式で、お互いの家族の結びつきを実感したのではないでしょうか。会場では、嫁菓子も配りました。この嫁菓子にも「若き夫婦がより多くの人に見てもらうことで、結婚の責任を感じる」という意味があります。仏前結婚式に少しは関心をもっていただけましたでしょうか?
 来週は、「正御影供」をテーマにお送りします。児島の方には「メークゥ」といったほうがわかりやすいでしょうか…?



 4月19日
 春霞ですねー。黄砂ですねー。真っ黄っ黄ですねー。春霞といえば風情がありますが、車はドロドロですねー。
 さて、今日のテーマは「数=
number」です。天野さん、この度しばらく高野山に行ってましたが、増えたそうです!なにが?「外国人」。外国人の修行僧です。天野さんから見ると、外国人がみんな同じ顔に見えてしまいますから、なんか、何人も外国人がいるように見えてしまうのです。そこで、よく見かける外国人(同一人物かもしれないし、別人かもしれない)にTOMという名前をつけて、ひとり喜んでいたそうです。外国人といいますと、天野さんの大学時代、同じ授業を受けている学生に、スリランカからの留学生の「ニャーニャさん」という人がいました。褐色の肌、背が高い、黄色の衣。下宿に遊びに行くとカレーを作ってくれる、という噂もありました。さて、とある授業でのこと。出席をとるときに、どこの学校でもそうですが、出席をとるときに「代返」を頼んで逃げてしまう学生がいますよねー。天野さんと吉田くん(米裕さんではない)が並んで座っていると、横に座っていたニャ−ニャさん、なんと吉田くんに「頼むわー」と流暢な日本語で言って、出て行ってしまいました。頼まれた吉田くん、スリランカ人の代返をどうしてよいか、悩みだしました。「日本人なら『はい』でいいけど、スリランカ人だから『イエッサー』?」。そして、先生の「ニャーニャくん!」という声。吉田くんは、とっさに「にゃー」と返事したそうです…。数がテーマだから、出席番号…という、これでつかみはOK!あなたもこれから返事は「にゃー」。
 さて、本題。仏教に関わる数字の話。まずは「
三人寄れば文殊の智慧」。これは、私たちの知恵ではどうにもならないことでも、3人集まればいろんな考え方があるから、、知恵を司る文殊さんのような知恵が出てくるのではないか、という意味です。次に「八方塞(ふさがり)」。これは、どうにも行き場がなくなってしまうことですが…、信心をもって冷静によく考えてみると、実は「上下」があるんですねー。「壺中天有り」といって、狭い壷の中でも、上を見ると天が広がっている、ということなのです。続いて、単位。仏さまの時間の単位を「劫(こう)」といいます。「1劫」は、1辺が7キロの箱があって、その中にケシの実が満杯になっています。100年に1度、ふたを開けて1粒だけケシの実をつまみ出します。で、ふたを閉めて、また100年たったらふたを開け、ケシの実を1粒だけつまみ出します。箱の中のケシの実がぜーんぶなくなったときが「1劫」。または、1辺が7キロの大きな岩があって、100年に1度、空から天女が降りてきて、羽衣で岩をなでます。で、岩がぜーんぶすりきれてなくなったときが「1劫」。想像がつきませんね…。他には、「八面六臂」という言葉があります。顔が8つで手が6つ。それほど忙しく活躍しているということ。それを仏像にしたのが千手観音です。奈良・薬師寺の故・高田好胤(こういん)師の話の中にこのようなエピソードがあります。アメリカのある中年女性が千手観音を見て、「グロテスク!」といいました。その時に、ご住職が「あなたは子どもを育てるのにどれくらいの手を必要としましたか?」と問い掛けました。女性は「MANY,MANY!」と答えました。「私たちを助けよう、という仏の願いはどれだけ手があっても足りない。それを表しているのがこの観音様だから、ありがたく感じるべきですよね」という住職の言葉にアメリカ人女性は納得したのだそうです。

 お送りした曲は… 「ガーベラ」スピッツ 
            「花」喜納昌吉
            
(香川県詫間町の匿名希望さんリクエストありがとうございました!)                          

 

■今回はいのうえエヴァホールの数字について。いのうえの従業員は関連グループも含めて、225人。表に出る仕事、裏方の仕事、それぞれが日々の葬儀や法事を支えています。次にホールについて。エヴァホール倉敷では、部屋の数が14部屋。うち、式場として使えるのが部屋です。これだけの部屋があるため、順番待ちで日取りを変えざるをえない、ということが少なくてすむ訳です。駐車場は第駐車場まで合わせておよそ300台の収容が可能です。その他のホールも、部屋数に応じた駐車スペースがあります。極端にご親族の数が多い、多数の会葬者が予測される場合には予めお知らせください。最後に、気になる金額についてですが、こればかりは規模、人数によって様々ですのでお問い合わせください。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 こうやって文字にして気が付いたのですが、今回のテーマは「数」だったわりには、話題は「外国人」ネタが多かったなー、ということ。ですから、最後はきちんと「数」で締めます。お大師さまの言葉に「真言は不思議なり。観誦(かんじゅ)すれば無明(むみょう)を除く。一字に千里を含み云々」というのがあります。私たちが発する言葉は不思議である。心を一つにして発すれば、ひとつの文字に多くの教えが宿っている、という意味です。一つの言葉も大切に発しましょうだにゃー。来週は、「仏前結婚式」がテーマ。今、ひそかにブームです。



 4月12日
 天野さんは風邪をひいてしまいました。原因は寝冷えから。一家揃っての風邪だそうです。皆さんもお気をつけ下さい。そして、米裕さんと天野さんは、めでたく「高野山本山布教師」として辞令が下りました!ますます内容充実でお送りしていきますよ。
 さて、今回のテーマは先週に引き続き「
」。今年は桜も早めに咲いてしまって、今となっては散りゆくのみ。ただ、県北とか、東北とか、北海道ではまだお花見が楽しめますよね(大げさですか?)。このお花見の風習、なぜ始まったか、ご存知でしょうか。本来は吉野などの「ヤマザクラ」を見にいったのだそうです。ヤマザクラのピンク色には、人々を高揚させる力があり、そのまま山から帰って来なくなってしまう人がたくさんいたということです。花が咲くとき、山は強烈なエネルギーを発しています。それに人間の弱いエネルギーが負けてしまい、山に迷い込んでしまうのだそうです。人々はこれを神の仕業と考えました。事実、神隠しなども、この時期に多くあったそうです。そこで、山の神を治めるために、人々はヤマザクラの下で宴会を開いたのです。これがお花見の始まりなのだそうです。
 ところで、仏教行事に「花」はつきものです。では、花にはどんな意味があるのでしょうか。修行のひとつに「
忍辱(にんにく)」というのがあります。耐え忍ぶことです。花を見てそれを悟りなさい、ということなのです。仏教は「蓮の花」が一番大きな部分です。バラでもアサガオでもガーベラでもダメなのです。合掌のことを「蓮華合掌」といいます。蓮の花がどこに咲いているか、ということで仏様の悟りがあるのです。蓮は沼などの泥の中で咲きます。そこに葉を広げてスーッとしてポンッと咲きます(天野さん調)。このドロドロが私たちの世界、スーッとしてポンが仏様の世界。これが蓮の1つめの意味。2つめは、蓮には雄雌がないということから、「平等、分け隔てなく」というところを仏様が説かれた、ということ。そして3つめは、種子がどんなに古くても、条件さえ整えば芽を出す、ということ。遺跡から発見された「オオガバス」がその例です。そこから、人間もどんな状態でも条件がそろえば悟るきっかけができるということを花から学びなさい、ということ。
 人間、花を見ると自然と心がおだやかになります。おだやかな気持ちを仏様にお供えするというサポートをしているのが花なのです。また、どんな状況であっても変わらずに咲きつづけるのが花。花を見て、自分を心やすらかな状態に持って行きなさい、ということを示しているのです。

 お送りした曲は… 「ホワイトビーチ」HY(エイチワイ) …沖縄で大流行だそうです。
            「さよなら人類」たま             
…オリジナルバージョンをお送りしたところ、途中で「サルー!サルー!」という歌詞が繰り返されてビックリしました。
             


by いのうえエヴァ子

 
写真にカーソルをあわせてみてね。
実は1本目の収録が終わり、和んでいるところ。 わかりますか?右端に写っているのは米裕さん。 バックショットはねぇ…自信ないです。 「にんにく」ってどんな字だっけ?「大蒜」?「忍辱」?

 

■今回もお花について。いのうえエヴァホールの生花専門スタッフはお客様のご要望にこたえられるよう頑張っています。エヴァホールでは、祭壇やお供えの花だけでなく、ホール内に生けてある花、式場の通路や看板、写真の周りなどの花もエヴァホールの生花専門スタッフが準備しています。一度ご覧になっていただくとよくおわかりになると思いますので、ぜひセミナーがある時にお越しください。葬儀の一般常識などのお話のあと、フラワーアレンジ教室を開くことがあります。参加者ご自身で花のアレンジをしていただいています。また、見学もいつでもどうぞ。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 2週にわたって「花」をテーマにお送りしました。まとめると、「お花をみて我慢することを学びましょう」ということになります。来週のテーマは「数字」。どうぞ、お楽しみに!



 4月5日
 春を迎え、米裕さんは歯を抜きました。根が割れてしまったのです。根がないから、これからは入れ歯になるとのこと。桂米裕、39歳です…。
 さて、今週のテーマは「花」。米裕さんが住職を務める矢掛町の「圀勝寺」は椿が有名。よその椿がほとんど散ってから咲くのです。樹齢が300年以上。で、この椿、咲いているときよりもどっと落ちた後のほうがきれいなのです。まるで
赤いじゅうたん。アマチュアカメラマンが集まっているそうです。ただ、例えば撮影の時に椿のつっかえ棒を外したら外しっぱなし。ルールとマナーはきちんと守りましょうね。ちなみに圀勝寺には、吉備真備のおばあさんの遺骨を預かっている歴史あるお寺です。
 4月8日は「
花まつり」。お釈迦さまの誕生日をお祝いする日です。花御堂に花を飾り、誕生仏をお祭りします。そこに「元気に育てー」と言いながら甘茶をかけるのです。今から2500年ほど前、花が咲き乱れるインドのルンビニーの園にある王子として生まれたのがお釈迦さまです。マヤさんというお母さんが、きばを6本持つが飛んできて、口の中に入ってこられた夢を見ました。すると、子供を授かり、それがお釈迦さまだったのです。お腹の中に3年3月いて、わきの下から生まれてきた、という説もあります。生まれてすぐ7歩歩き、「天上天下唯我独尊」と言った、と言われています。広い大宇宙に尊い私という命は一つしかない、という意味です。その時、天地が喜び、甘露の雨を降らせたのです。だから甘茶なのです。かっぽれを踊ったかどうかは定かではありません。

 お送りした曲は… 「卒業」ガガガSP    …(ガガガスペシャルと読みます)
            「さんぽ」
井上あずみ
             


by 天野こうゆう

 
写真にカーソルをあわせてみてね。
こうやって、本番前に原稿を書いているのです。 圀勝寺「住職」の桂米裕(歯なし家)です…。 圀勝寺の椿、花が落ちたところ(写真集より)

 

■葬儀や法事の時に扱われる花。祭壇に飾られる1対の花や、祭壇の両脇や式場に飾るお供えのお花が思い浮かびます。近年では、祭壇そのものを花で作る、というケースもあります。いのうえエヴァホールでは、本社の中に花を専門に扱う部署を設けています。お客様のご希望に添ったものができるというわけです。予算に応じて、花の種類や色、ボリュームなど、ご希望にお答えすることで、人それぞれの「花の祭壇」ができるのです。その人の一生に一度にして最後の儀式を、後悔のないようにやり遂げるためにも、飾りとしての花と簡単に解釈されずにお気軽にご相談ください。
■質問や、仏事に関するエピソードなどがあればお寄せください。
「いのうえ」公式ホームページもご覧下さい。また、お問合せは、いのうえエヴァ子直通メールへどうぞ。

 来週も、花についての話題でお送りします。どうぞ、お楽しみに!