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皆さん、どんな夏をお過ごしになりましたか?お坊さん2人は、お盆が終わったと思ったら、今度は秋のお彼岸に向かって頑張ろうと、気をひきしめておられます…。さて、今日は「お坊さんのこわい話パート2」。略して「ボーコワパート2」です。前回、しゃれにならないほど怖い話になってしまったので、今回は「楽しい怖い話」を心掛けます。まずはこうゆうさんから…。
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つい最近の話です。お化けは夜に見る、と相場が決まっていますが、こうゆうさんが遭遇したのは夕方でした。その日、こうゆうさんは倉敷インターからの道をイオンの方に向かって夕日に向いて走っていました。夕方はちょうど渋滞します。こうゆうさんは左車線。とある飲食店から、大きな白い車が出てきて、こうゆうさんの前に割り込んで隣車線に入ろうとしました。若い女性ドライバー。その時、こうゆうさんは、その女性の車の後部座席に、男の人が座っているのを見ました。男の人は光に照らされてこうゆうさんのほうをじっと見ています。ケーシー高峰風のいかつい顔はとても青白かったそうです。謎の男が乗ったこの女性の車は、こうゆうさんの右の車線を走っていきました。次の信号のところで、こうゆうさんの車は再びその女性の車の横につけてしまいました。もう一度ちらりと見ると、後部座席には…あれ?誰も乗っていない…! 「うわっ、今のは……。出たぁ!」と思っていると、発進したあと、女性の車は今度はこうゆうさんの車の前に割り込んできました。前の車は夕日に照らされて透けています。女性の頭があって、座席があって、その後ろは…もちろん、誰も乗っていないはずなのに……ケーシー高峰さんの後ろ頭が!なんで???
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こわいこわい!ちっとも楽しい怖い話じゃない!さて、昔から「キツネやタヌキは人を化かす」と申します。ほんまにだました、という話を米裕さんは米朝師匠から聞いたことがありました。経験したのは米朝師匠の弟さん。便宜上、Sさんとしましょう。戦後まもない頃のお話です。姫路に住んでいたSさんは、ひとりで路面電車に乗っていました。他に乗客はおらず、運転手さんと車掌さんだけ。突然、その電車がガタンと停まり、車掌さんと運転手さんが「うわぁっ!」と叫びました。Sさんが、どうしたのかと前を見てみると、なんと同じ路面電車が、目の前で横倒しになっているのです!「大事故やがな」と車外に飛び出すと、…あれ?前にはなにもないのです。もう一度、車内に戻って前を見ると、やはり横倒しになった電車がある。おかしいぞ、と思ったSさんの頭を「キツネ、タヌキが人を化かすときには後ろから操作をする」という言い伝えがよぎりました。自分たちの後ろから操られていることを、当時の人は知っていたのです。「なにか持ち物が悪さされていませんか」との言葉に、Sさんは自分が持っていた弁当のことに気がついて席に戻ってみると、弁当がなくなっていたのです。そういう現象を見せられていた訳です。
続いて、こうゆうさんの「心霊写真話」。こうゆうさんのお父様はプロのカメラマンです。お寺には、ちょっと気持ち悪い写真を持ってくる人もいらっしゃるのですが、お父さんは、ネガを見て、光の加減などを見ながら「これは違う!」と言い切るのです。本物の心霊写真は今まで1枚もありませんでした。すべて科学的に分析できたのです。そんなある日、一枚の写真がこうゆうさんのもとへ。とあるキャンプ場でバーベキューのシーン。向こうの方に、知らない女の子が立っている、というもの。お父さんがネガをじっくり見ながら「これは、女の子が立っているんだ」と一言。でも、そこは20メートルもの深いがけ。ということは…?
お送りした曲は… 「東京タムレ」/原由子 …音楽だけはせめて明るいものを…。
「言葉にできない」/オフコース
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